「全国アマモサミット2021inあおもり」が開催されました!
更新日:2022年10月7日
2022年1月8日(土曜日)から9日(日曜日)、「全国アマモサミット2021inあおもり」が、青森市のねぶたの家ワ・ラッセにて開催されました。
「全国アマモサミット」の概要
全国アマモサミットとは、日本の沿岸部にも広く分布する海草である「アマモ」を象徴的なキーワードとして、アマモ場の再生などを通じて海の自然再生・保全を目指す市民、団体、行政等の関係者による全国的な交流会です。
第1回大会が2008年横浜市で開催されてから、全国各地の沿岸域が抱える環境問題をテーマに、各地域の事例発表や意見交換の場として毎年開催されており、青森市での開催は、2014年の第7回大会以来、2回目となりました。
今回のアマモサミットは「高めよう!むつ湾の魅力」を副題とし、これまでの陸奥湾での活動報告と、陸奥湾が抱える課題に対して、関係者や全国各地の最新の知見を参考にしながら、今後の具体的な活動方針を導くことを目的として開催されました。
「全国アマモサミット2021inあおもり」の内容
サミットでは、関係者からブルーカーボンの取組等について基調講演や研究・活動報告がありました。また、現在、日本テレビ系列で放送されている「ザ!鉄腕!ダッシュ!!」にレギュラー出演中でNPO法人海辺つくり研究会の木村尚理事から、記念講演をしていただきました。
高校生の部として行われた「海辺の自然再生・高校生サミット」では、北海道から九州までの11校が参加し、海辺の自然再生のために行った活動・研究成果の発表と、各校の活動に対する活発な意見交換が行われました。
そのほか、会場外では関連イベントとしてむつ湾沿岸8市町村の特産品が並ぶ物産展や、貝殻アクセサリーの制作体験ができるワークショップ、シーカヤックにアマモや魚の絵を描く体験など、様々なイベントが開催され、たくさんの人が訪れました。
大会の最後には、次年度開催地の千葉県館山市へ大会旗が引き継がれ、閉会となりました。
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NPO法人海辺つくり研究会
木村尚理事 記念講演 -
海辺の自然再生・高校生サミット
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むつ湾の物産展
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ワークショップ
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シーカヤック絵描き体験
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千葉県館山市へ大会旗引継ぎ