青森港におけるプロジェクト
更新日:2025年1月20日
青森港 油川地区 国際物流ターミナル(-12m)整備事業
事業概要
青森港では、洋上風力発電設備の効率的な輸送・建設を可能とし、海洋再生可能エネルギーの導入促進を図るため、重厚長大な風車部材の組立・積出等の機能を有した拠点港湾(注1)として、岸壁や背後用地の地耐力強化、航路・泊地の浚渫等の港湾施設の整備を行います。
(注1)国土交通大臣が海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(以下、「基地港湾」という。)を指定し、当該基地港湾の特定の埠頭を構成する行政財産を、発電事業者に対し長期・安定的に貸し付ける制度が令和2年2月に創設されました。同制度に基づき、令和6年4月に青森港が基地港湾に指定されました。
制度の詳しい内容等につきましては、以下の国土交通省HPをご参照ください。
国土交通省HP(港湾)洋上風力発電 (外部サイトへ移動します。)
主な事業の効果
- エネルギー基本計画において示された「2050カーボンニュートラル」の実現に大きく寄与します。
- 洋上風力関連企業の新規立地、地元企業の参入による地域経済への波及効果や雇用創出効果が期待されます。

従来の港湾では取扱困難な重厚長大な15MW(メガワット)級の洋上風力発電設備部材の搬入・仮組立て・積出しを可能とするため、所要の荷さばき地面積を確保するとともに、地盤改良や砕石等による荷重分散など施工上様々な工夫を行ったうえで、最大350kN/m2(およそ35t/m2)の地耐力を確保します。
基地港湾における部材搬入から洋上工事までの流れ(イメージ)【秋田港の事例】

東北管内における洋上風力発電に係る促進区域等の整理状況

