食料の海外依存率と八戸港
更新日:2020年10月6日
食料の海外依存率
(農林水産省「食料需給表/平成28年度」から)
国内で消費される食料のうち、国内産が占める割合を食料自給率といいます。
平成26年(2014年)度の自給率は、カロリーで計算すると38パーセントでした。
つまり、食料の海外依存率(輸入)は62パーセントだったことになります。
品目別でみると、多い方から米97パーセント、鶏卵96パーセント、きのこ類88パーセントになっています。
ただしこれは国内の平均値で、青森県の食料自給率は124パーセント(カロリーベース)でした。
以上でみるかぎり、国内における食料の海外依存率は高いものの、青森県では低く、輸入海上貨物に占める食料の割合もそれほどではありません。
しかし、食料のほかに家畜の飼料や田畑への肥料の輸入もあり、それらは農家をへて最終的にはわたしたちの食卓に結びついているのです。
船からおろされる外国産冷凍サバ
飼料穀物コンビナートの一つ、東北グレーンターミナル
東北グレーンターミナル桟橋に横づけされた穀物運搬船。
吸いあげた穀物はベルトコンベアーで直接備蓄サイロへ運ばれます。
輸入飼料の港から食卓までの流れ