岸壁の構造様式のちがい
更新日:2023年1月30日
岸壁の構造については、自然条件(地盤が固いとか、やわらかいなど)や港湾の利用形態などにより、矢板式・重力式・桟橋式の形式があります。
以下に3つの構造形式を紹介しましょう。
矢板式
矢板を打ちこみ、土をとめて上部を舗装します。
多くの場合、基礎としての水中作業が少ないため、急速な作業に適しています。
重力式
土台の上にケーソンやブロックをのせ、上部を舗装します。
コンクリートなどを使用するので比較的堅固で耐久性にすぐれています。
桟橋式
一般に土をとめる壁の前面に桟橋を設け、上部を舗装します。
やわらかな地盤に適しています。
大きなけい船柱
河原木
1号ふ頭(ポートアイランド) G岸壁は桟橋式になっています