湾口防波堤の特徴
更新日:2025年11月14日
湾口防波堤
断面図
ケーソン据付工事
ここでは、釜石港湾口防波堤の特徴を紹介します。
釜石港湾口防波堤は、990メートルの北防波堤と670メートルの南防波堤の2つがあります。
この防波堤は水深63メートルにつくられていて世界一深い防波堤です。
そのほとんどは海中に沈んでいるために、普段私たちは防波堤全体の高さを確認することはできません。
防波堤は、ケーソンを作る、ケーソンを置くマウンドを作る、基礎マウンド上へのケーソンを置くの順に行われます。
ケーソンは、大きな津波でも倒れないように、16,000トン(ジャンボジェット機約44機分と同じ重さ)、高さ30メートルの超大型で、1つを造るのに約16カ月間かかり、働く人員は延べ7,400人になります。
このケーソンの下には基礎となるものをつくりますが、それをマウンドといいます。
ケーソンはそのマウンドの上に置かれます。
マウンドをつくるさいの石の使用量は、700万立方メートルで、11トンダンプで約100万台分、東京ドーム約7つ分にあたります。
ですから、ケーソン1つをつくるだけでもかなりの時間と人数が必要となります。
このケーソンをいくつも並べて壁をつくり、外海からの大きな波や津波から防護する役目をになうのが、湾口防波堤です。

