工事記録館 大船渡港 

※写真にカーソルを合わせると、簡単な説明が表示されます

東日本大震災により被災を受けましたが、野々田地区岸壁(-13m,-7.5m)、永浜地区岸壁(-13m)の復旧を平成26年度中に完了させました。
岸壁の復旧は、岸壁の利用に合わせ調整をし、供用しながら行うこととなりました。
また平成25年9月からは国際フィーダーコンテナ定期航路が開設しております。
湾口防波堤は全延長736m(北堤244m、南堤291m、開口部201m)が被災しましたが、平成29年3月19日に復旧工事が完了しました。

 of01.jpg 永浜地区岸壁(-13m)に仮置きされた流出物 永浜地区の被災状況

                                                                                   大船渡港の復旧経過(PDF183KB)

永浜地区岸壁(-13m)

岸壁前面の一部はらみだし、地盤沈下の被害がありましたが、平成26年1月に復旧を完了しました。

永浜地区岸壁(-13m)の一部はらみだし 永浜地区岸壁(-13m)の土留工

永浜地区岸壁(-13m)の上部コンクリート施工状況 根固めブロックの型枠組み立て

 

野々田地区岸壁(-13m,-7.5m)

荷さばき地で最大30mの段差沈下がありましたが、平成25年9月に復旧を完了しました。

  野々田地区岸壁(-13m)の上部コン鉄筋・型枠組立て 野々田地区岸壁(-7.5m)の上部コン鉄筋・型枠組立て 野々田地区岸壁(-7.5m)のかさ上げコンクリート打設 

 

湾口防波堤

 湾口防波堤の復旧は平成23年から復旧事業が始まりました。
湾口防波堤の復旧では計23函のケーソンを製作し、全ての据付が完了しました。(平成29年3月現在)

陸上で製作されたケーソン 国内最大の吊り能力を持つ起重機船での吊上げ

陸上で製作したケーソンは国内最大の吊り能力(4100t)を持つ起重機船で吊り上げて、海上へ進水しました。

ケーソンの曳航状況 南堤据付け第一函目のケーソンの曳航状況

慎重にケーソンはめ込む様子 中詰材の投入状況

 

 釜石で製作された逆T型ブロックの積込み状況 逆T型ブロックの設置状況

開口部には、船の航行に影響がない水深(天端水深-16m)に潜堤(せんてい)として逆T型ブロックを設置しました。
作業ヤードの不足に伴い、逆T型ブロックは釜石で製作しました。

 北堤の上部工施工1 北堤の上部工施工2

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震災から6年、全てのケーソン据付が完了し、灯台も復旧しました。 

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