青森県の港湾と空港
更新日:2022年6月14日
青森港【重要港湾】
フェリーからの車両搬出状況
青森港は、西の津軽半島と東の下北半島に固まれ、北に津軽海峡を望む陸奥湾最奥部に位置する天然の良港であり、古くから本州と北海道を結ぶ物流・人流の重要拠点として、また、北東北地域の物流拠点として重要な役割を果たしてきました。
本港地区では、再開発整備計画の中枢施設となる新中央埠頭の整備が進められており、東北初の大型旅客船対応バースとして、更に大規模地震災害時の緊急物資輸送拠点としての耐震強化岸壁(-10メートル)を整備しました。
また、当地区は「港湾景観形成モデル事業」の対象地域として承認され、「青森ベイブリッジ」等と一体となって景観に配慮した親水型の防波堤(北)「青森ベイ・プロムナード」を整備し、市民や観光客の憩いの場として賑わっています。
沖館地区では、フェリーや貨物船の操船と荷役の安全を確保するため、防波堤(東)及び、油川地区防波堤(第一北)の整備を進めています。
また、大規模地震災害時でもフェリー航路における一定の物流機能を維持するため、耐震バース岸壁(-7.5メートル)を整備しました。
今後は物流機能の充実強化、港湾環境整備施設(緑地)等、まちづくりと連携し整備を進めていきます。
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むつ小川原港【重要港湾】
ケーソンヤード
むつ小川原港は青森県の太平洋岸中央部に位置し、むつ小川原開発の中核として位置づけられています。
むつ小川原開発により、石油備蓄基地、原子燃料サイクル施設や研究施設等が立地していますが、平成12年(2000年)に新たな開発の方向性として「工ネルギ一、環境等の分野の研究開発や多角的な産業集積の拠点」を目指すこととした開発構想部会の中間報告がなされ、これを踏まえ県は「新むつ小川原開発基本計画」を平成19年(2007年)5月に策定し、閣議了解を得ています。
港湾整備事業については、現在までに東防波堤および-14メートル岸壁(暫定-5.5メートル)、-10メートル岸壁(暫定-7.5メートル岸壁)等が整備され供用開始されています。
今後、新たな開発計画のもと、長期的な視野に立った地域の有効活用を図りつつ、経済社会情勢、産業活動の展開状況に対応した施設整備を進めることとしています。
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八戸港【重要港湾】
穀物荷役状況
八戸港はかつて漁業中心の港でしたが、昭和に入り商港として近代的な港湾整備が始まり、その後、馬淵川の河口に化学工業企業が進出、新産業都市指定が拍車をかける形で、工業港としての整備が積極的に進められてきました。
現在までに、-13メートル及び-14メートルの大型公共岸壁、カーフェリー専用埠頭、グレーンターミナル等が整備され、コンテナ航路については、平成6年(1994年)に東北初となる東南アジア定期航路を開設したのを皮切りに、現在は韓国・中国航路、北米西岸航路、及び国際フィーダー航路が開設されています。
近年では循環型社会へ向け、環境・エネルギー産業創造特区の指定、エコタウンの承認、そして、リサイクルポートの指定を受け、八太郎地区では、国内初となるFRP製漁船のリサイクル事業が開始されております。
平成21年(2009年)には、コンテナ貨物の増加、バルク貨物との混在解消、進出企業への対応等、当面する課題に対応しつつ、北東北地域の産業活動を支え、持続的な発展への貢献を目指し「世界に開かれた北東北のゲートウェイ港湾」を実現するため、平成30年代後半を目標年次として、港湾計画が改訂されました。
また、JX日鉱日石エネルギーは、河原木地区のポートアイランド2期地区に、液化天然ガス(LNG)輸入基地の建設を進めており、平成27年(2015年)4月からの運転開始を予定しています。
今後も北東北の国際物流拠点港としてさらなる整備を進めるとともに、市民が憩う親水空間の創出を図ることとしています。
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深浦港【地方港湾(避難)】

深浦港は青森県の南西部に位置し、日本海北部を航行する船舶の避難港として重要な役割を果たしています。
昭和10年から20年代に、深浦港の周辺海域で商船や漁船の海難事故が続発したこと並びに津軽半島から男鹿半島にかけての海域には船舶の避難に適した入江や島陰がないことから、昭和26年(1951年)1月に全国14港の避難港の1港として政令指定を受け、直轄事業により平成2年度までに東防波堤200メートル、西防波堤400メートルを整備し、100から500トン級の船舶1隻と500から1000トン級の船舶1隻が同時に避難できる水域が確保されています。
その後、西防波堤全面を航行する船舶及び入港船舶への反射波の軽減と防波堤の補強のための改良事業が進められ平成13(2001年度)年度で完了しました。
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大湊港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:むつ市
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大間港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:大間町
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川内港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:むつ市
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野辺地港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:野辺地町
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小湊港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:平内町
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子ノ口港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:十和田市
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休屋港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:十和田市
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津軽港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:鰺ヶ沢町
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仏ヶ浦港

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:佐井村
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尻屋岬港【避難港】

- 地方港湾
- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:東通村
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関根浜港【56条港湾】

- 港湾管理者:青森県
- 所在市町村:むつ市
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三沢飛行場

三沢飛行場は、青森県の太平洋側東南部にある三沢市のほぼ中央に位置し、在日米軍が管理する飛行場で、三沢空港(民航ターミナル区域)は三沢飛行場の東端部の米軍基地の外に建設された総面積約10.7ヘクタールの地域となっています。
昭和17年(1942年)に軍用飛行場として開設され、終戦後の昭和27年(1952年)から昭和40年(1965年)までを除き使用が中止されていました。
しかし、民間航空の旅客の増大と航空機の大型化に伴って昭和49年(1974年)12月、日米合同委員会での共同使用が認められ、昭和50年(1975年)5月に民間航空の運航が開設され、現在に至っています。
三沢空港の整備については、昭和55年(1980年)から誘導路、エプロン、道路駐車場を整備して昭和60年(1985年)に完成しました。
その後、平成13年度(2001年度)に施設の一部改良を行っており、平成27年度(2015年度)から誘導路及びエプロンの改良を行っています。
現在は、平成17年(2005年)7月にユニバーサルデザイン大綱が策定されたことにより、「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」というユニバーサルデザインの考え方を踏まえ、あらゆる空港利用者が使いやすい三沢空港を目指し、整備計画の検討を進めています。
- 種別:その他
- 空港管理者:米軍
- 所在市町村:三沢市
- 供用開始日:―
- 滑走路長(メートル)×幅(メートル):3,050×45
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管内の空港施設
名称 | 設置・管理者 | 種別 | 滑走路長(メートル)×滑走路幅(メートル) | 供用開始時期 | 所在市町村 |
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青森空港 | 青森県 | 地方管理空港 | 3,000×60 | 平成17年4月14日 | 青森県青森市 |
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- 青森県(外部サイトにリンクします)
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