福島県の港湾と空港
更新日:2022年6月14日
相馬港【重要港湾】
石炭荷役状況
相馬港は、福島県の太平洋側北部に位置し、江戸時代には米や塩の積出港として交易が盛んに行われていました。
昭和49年(1974年)、相馬地域の工業化、勢力圏への流通港湾としての重要性が認められ重要港湾に指定されました。
同56年(1981年)4月、全国初のエネルギー港湾の指定を受けて整備が進められ、同58年(1983年)8月から相馬中核工業団地の造成に着手するなど、相馬港を取り巻く情勢が大きく変化し、物流基盤としての役割も大きくなっています。
現在は、主に相馬共同火力発電所の燃料用石炭の輸入拠点として役割を果たすとともに、3号埠頭地区に水深12メートルの耐震強化岸壁などの整備を進め、背後に広がる経済圏の物流及び防災拠点として機能することが期待されています。
また、平成25年(2013年)11月には、石油資源開発株式会社による4号埠頭地区へのLNG受入基地建設計画が発表されており、今後は、東北地方のエネルギー輸入拠点として機能することも期待されています。
もっと詳しく
小名浜港【重要港湾】
石炭荷役状況
小名浜港は、太平洋に面する福島県南端のいわき市に位置し、福島県及び南東北の物流拠点として発展しています。
港で取り扱う貨物は、石炭、石油および金属鉱などの鉱産品が総取扱貨物の6割を超えています。
とりわけ石炭については、公共ふ頭での取扱量が全国1位(平成22年)となっており、平成23年(2011年)5月には「国際バルク戦略港湾」の石炭部門に選定、また、平成25年(2013年)12月には全国初、かつ、全国唯一となる「特定貨物輸入拠点港湾(石炭)」に指定されています。
現在、東港地区に約54ヘクタールの国際物流ターミナルの整備を進めており、船舶の大型化や鉱産品取扱増加に対応すると共に、物流コストの削減および海上輸送の効率化に寄与する事が期待されています。
また、交流拠点として、1・2号ふ頭地区及び剣浜地区が「みなとオアシス」として登録され、多くの観光客が訪れる県内有数の観光スポットとなっています。
今後、港の「にぎわい交流空間」としての機能も高めるため、地域の皆様と連携を図りながら更なる発展を目指します。
もっと詳しく
江名港

- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
中之作港

- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
久之浜港【避難港】

- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:いわき市
もっと詳しく
翁島港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:猪苗代町
もっと詳しく
湖南港
- 地方港湾
- 港湾管理者:福島県
- 所在市町村:郡山市
もっと詳しく
管内の空港施設
名称 | 設置・管理者 | 種別 | 滑走路長(メートル)×滑走路幅(メートル) | 供用開始時期 | 所在市町村 |
---|---|---|---|---|---|
福島空港 | 福島県 | 地方管理空港 | 2,500×60 | 平成10年12月3日 | 福島県須賀川市 福島県石川郡玉川村 |
もっと詳しく
- 福島県(外部サイトにリンクします)
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。