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日本の貿易

更新日:2024年4月8日

貿易ぼうえきってなに?

「貿易」とは、日本と外国との間でものを輸送することです。

輸入:外国から日本にものを持ってくること。
輸入:日本から外国にものを送り出すこと。

   食べ物を例に輸入について紹介します。下の画像の青い丸で囲まれた数字はその食べ物の輸入されている割合を示しています。例えば、お米は国内に出回っているうちの3%が輸入されており、残りの97%は国内で生産されていることになります。その他に、豆腐やみその原料となる大豆は国内に出回っているうちの94%が輸入されています。

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貿易はどうやって行われているの?

   日本は周りを海に囲まれているため、船と飛行機を使って貿易が行われています。そのうち、重さでみて99.5%が船で運ばれており、港から出入りしています。

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船と飛行機の長所と短所

   貿易で使う、船と飛行機にはそれぞれ長所と短所があります。
   船の場合は、一度に大量の貨物を運ぶことができるので、貨物一つあたりの輸送費は安いですが、飛行機に比べ貨物を運ぶのに時間がかかります。
   飛行機の場合は、船に比べ速く貨物を運ぶことができますが、貨物を少量しか運べないので、貨物一つあたりの輸送費が高くなります。

   どれくらいの貨物を運べるのか、世界最大級のばら積み貨物船[1]と世界最大級の貨物飛行機[2]で比べると、貨物船は全長362mあり、約40万トンの貨物を運ぶことができます。一方、貨物飛行機は全長84mあり、約250トンの貨物を運ぶことができます。
   40万トン=大型バス約33,000台と同じ重さ。250トン=大型バス約21台と同じ重さ。

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[1]ばら積み貨物船とは、石炭や鉄鉱石などの貨物を包装せずに積んで運ぶ船。
[2]貨物飛行機は貨物を運ぶための飛行機である。その代わり、人を乗せるスペースが狭く、数人の乗員を乗せるスペースしかない。


  飛行機
運べる量 世界最大級のばら積み貨物船約40万トン 世界最大級の貨物飛行機で約250トン
時間 アメリカ(西側)まで15日から20日 アメリカ(西側)まで約10時間
料金 一度に大量に運べるため、貨物一つあたりの輸送費が安い。 一度に少量しか運べないため、貨物一つあたりの輸送費が高い。
運ぶのに向いているもの

 ・重いもの         ・大きいもの

 ・時間がかかっても大丈夫なもの

 ・小さいもの   ・値段が高いもの

 ・急いで運ばなければならないもの