貿易で活躍するコンテナ
更新日:2025年1月27日
コンテナとは?
コンテナとは、中にモノを入れて運ぶことができる金属製の箱です。世界共通で大きさが決められており、船でモノを運ぶ主な方法の一つとして使われています。海上コンテナの大きさは、主に20フィートコンテナと40フィートコンテナの2種類があります。TEU(Twenty-foot Equivalent Unit)と言いう単位で数えられ、20フィートコンテナ1個を1TEUと数えます。したがって、40フィートコンテナは2TEUに相当します。

日本の港で最も多くのコンテナを取り扱っているのは東京港で、年約457万TEU(2023年)のコンテナ取扱量があります。世界で最もコンテナ取扱量の多い、中国の上海港は年約4,730万TEU(2022年)の取り扱いがあり、東京港の約10倍のコンテナ取扱量を誇ります。

近年では、一度に大量のコンテナを効率良く運ぶために、コンテナ船の大型化が進んでいます。世界最大級のコンテナ船は、長さ約400m、幅約60m、高さ約70m程の大きさとなり、約24,000TEUのコンテナを積み込むことができます。しかし、これだけ大きなコンテナ船になると、停泊できる港が限られてしまうという問題も発生しています。
コンテナを利用するメリット
大きさが決まっているため、クレーンで短時間に沢山の積み下ろしが可能です。船から鉄道、トラックなどへコンテナごと乗せ換えることができます。
雨でも中身が濡れません。
コンテナの種類

酒田港国際ターミナル



酒田からの定期コンテナ航路(令和7年1月1日現在)
中国・韓国との国際コンテナ定期航路が週2便、九州方面への国内コンテナ定期航路が週1便就航しています。
詳しくはこちら:プロスパーポートさかたポートセールス協議会(外部リンク)
https://www.port-of-sakata.jp/container.html