酒田港SOLAS総合訓練に
港湾業務艇みずほが参加しました。
平成25年10月23日(水)酒田港古湊ふ頭及び周辺海域において、酒田港SOLAS総合訓練が行われました。
同訓練は酒田港を管理している山形県や酒田海上保安部、県警、仙台入管酒田港出張所、東京税関酒田税関支署などで組織する酒田港保安委員会が年1回実施しているもので、国際埠頭施設内において、不測の事態が発生した場合に備え、対応能力の向上や関係者間の連携強化を目的としています。
訓練には当事務所から港湾業務艇みずほが参加し、古湊ふ頭に入港予定の貨物船にテロリストが潜伏している想定のもと、不審船捕捉訓練、外航貨物検査、不審者制圧訓練などが本番さながらに展開され、有事の際の対応を確認しました。
※SOLAS(The International Convention for the Safety of Life at Sea)条約とは、1912年のタイタニック号海難事故を受けて1914年に採択された、海上における人命安全確保を目的とする国際条約です。2001年のアメリカ同時多発テロを契機に、2002年に改正され、外航船と港湾施設の保安対策の強化が義務付けられました。
 “不審船”港湾業務艇みずほ |
 巡視艇べにばな(左)に捕捉される不審船(右) |
 外航貨物検査の臨検 |
 船上での不審者制圧訓練 |