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仙台港湾空港技術調査事務所

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釜石沖で捉えた津波波形

更新日:2020年9月15日

釜石沖約20キロメートルで観測された津波の峰の高さは、第1波(図中(1)の部分)が突出して高く、第2から7(図中(2)から(7)の部分)で徐々に低くなった。
更に第1波を詳しく見ると、初めの6分間で2メートル上昇し、更に続く4分間で4メートル以上も急激に上昇した。

周期は第1から3波で不規則であるが、第4から7波では、50分程度の周期の繰り返しとなっており、これは沖合から来襲した津波が沿岸域を移動する波に変わったものと考えられる。

図-1 岩手南部沖GPS波浪計で捉えた津波の初期の波形
図-1岩手南部沖GPS波浪計で捉えた津波の初期の波形