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GPS波浪計陸上局の機能を強化しました

 GPS波浪計陸上局の機能を強化しました(平成25年4月2日)

 

東北地方整備局が、局管内の10個所のGPS波浪計陸上局(位置は添付資料-1)で、機能強化として実施していた衛星回線の追加及び非常電源の増設工事が3月末に完了しました。

 これにより、東日本大震災の発生時に、観測された情報が陸上局までリアルタイムに伝送していたものの、地震や津波により通信途中で遮断され、それ以降の伝送ができなくなったことを改善し、観測情報が確実に沿岸域住民に届くようになります。

 強化の内容は、既存の陸上回線に衛星回線を加えた回線の二重化と非常電源の強化を行ったものです。追加した衛星回線は、パラボラアンテナφ74cmタイプ(日本海側は融雪装置付き)を使用し、非常電源は、既存の蓄電池での24時間を、発動発電機(幅0.8m×長さ1.3m×高さ2.1m、重量870kg) に変更し72時間の電源を確保しました。

 

 

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