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COD(化学的酸素要求量)

更新日:2020年10月6日

CODとは

CODとはChemical Oxygen Demand(化学的酸素要求量)の略で、海水や河川の有機汚濁物質等による汚れの度合いを示す数値です。水中の有機物等汚染源となる物質を通常、過マンガン酸カリウム等の酸化剤で酸化するときに消費される酸素量をミリグラム/リットル(底質として用いる場合はミリグラム/キログラム)で表したものです。数値が高いほど水中の汚染物質の量も多いということを示します。海域の環境基準はA類型2ミリグラム/リットル以下、B類型3ミリグラム/リットル以下、C類型8ミリグラム/リットル以下と定められています。

東北沿岸域の水質特性(COD)

東北沿岸域は、港湾を中心とする水域で見ると、多くの港湾において外郭施設(港の内側を波や砂から守る為の施設で、護岸、防波堤、防潮堤、防砂堤など)の外側はA類型に指定されており、良好な水質環境が求められています。ここ15年程度の水質をCODを基準として見てみると、日本海側に位置する港湾では良好な水質を有している港湾が多いといえます。

水質調査地点

COD(化学的酸素要求量)

下の地図の水質調査地点(赤い丸印)をクリックすると、各港湾のCODと環境基準値を示したグラフが表示されます。

注:環境基準値が定められていない地点が有ります。