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青森港の概要

更新日:2022年2月9日

津軽藩2代藩主信枚公により開港された歴史ある港

 

青森港航空写真

   青森港は、西の津軽半島と東の下北半島に囲まれ、北に津軽海峡を望む陸奥湾最奥部に位置する天然の良港であり、古くから本州と北海道を結ぶ物流・人流の重要拠点として、また、北東北地域の物流拠点として重要な役割を果たしています。

   この青森港は、津軽藩2代藩主信枚公の命を受けた家臣森山弥七郎が、寛永2年(1625年)に、領内の米や木材を江戸に輸送するため、当時外ヶ浜の一漁村であった善知鳥村を「青森」と称して開港しました。

   明治4年に青森県庁が設置され、県の文化・経済の中心地となり、明治40年に第2種重要港湾となり、翌年の青函連絡船就航(昭和63年(1988年)廃止)により、青森港の母体ができあがりました。

   その後、青森港の港勢は順調に推移し、昭和26年に港湾法に基づく重要港湾に指定され、現在まで整備を進めてきました。

   本港地区の新中央埠頭には大型旅客船専用岸壁(-10m)が整備され、例年多くのクルーズ船が寄港しています。同岸壁は耐震強化岸壁でもあり、大規模地震発生時の緊急物資輸送拠点としての役割も担っています。

   また、当地区は港湾景観を積極的に向上させる「港湾景観形成モデル事業」として、平成7年10月に第一次承認港として承認され、周辺景観との調和に配慮した親水型の北防波堤「青森ベイ・プロムナード」を整備し、市民や観光客の憩いの場として賑わっています。


  • 新中央埠頭に入港したクルーズ客船「クイーン・エリザベス」

    新中央埠頭に入港したクルーズ客船「クイーン・エリザベス」

  • 青森ベイ・プロムナード

    青森ベイ・プロムナード