メニューにジャンプコンテンツにジャンプ

トップページ > 青森県のみなと > みなと一覧 > 深浦港の概要

深浦港の概要

更新日:2021年11月5日

深浦港

歴史を誇る日本海の重要港

古くから人々に親しまれてきた港です。

  • 深浦港位置

    【深浦港:位置図】

  • 深浦港航空写真

深浦港は、日本海側南西部に位置し、古来より日本海航路の寄港地、風待ち仮泊港として天然の良港を誇り、北前船といわれる帆船の出入りで大いに賑わい繁栄してきた港です。

深浦港がいつの頃から利用されたのかは定かではありませんが、日本書記に、阿部比羅夫が東夷征伐の際、大饗宴を催した有馬の浜が、現在の深浦港の吾妻の浜ではないかと言われています。

室町時代には日本海の夏なぎを利用した沿岸航路の仮泊湾として賑いをみせ、江戸時代には津軽四浦の一つに指定されていました。

明治の半ば頃には帆船がひしめき合い、相当な賑わいをみせていたそうです。

その後動力船が普及してくるようになり仮泊する船は減りましたが、内航海運及び水産業の発展により再び増加し、現在は付近を航行する船舶の避難港として海難の防止に重要な役割を果たすと同時に、漁業基地として地域の重要な産業基盤となっています。

  •  東防波堤

    東防波堤

  • 西防波堤

  •  夕陽公園

    夕陽公園

昭和58年の深浦港の画像

昭和58年の深浦港

この深浦港では、昭和26年の避難港指定を期に港内静穏確保のための防波堤整備が行われ、昭和40年に東防波堤を整備し、昭和49年から平成2年にかけて西防波堤の整備を完了しました。

その後さらに前面海域を航行する船舶及び入港船舶に対する反射波の影響を軽減するための改良工事を進め、平成13年に避難港の整備が全て完了しました。

(設立:昭和28年4月10日)