宮古港 出崎防波堤ケーソン設置完了

 平成24年7月27日に第1函目のケーソン(鉄筋コンクリート製の函)据付を行い、その後、天候不良により当初据付行程から変更となりましたが、平成24年8月12日に最終函(18函目)のケーソン据付が完了しました。
この工事では、陸上(藤原ふ頭)で製作されたケーソンを約2,000トンの巻き上げ能力を有する起重機船で吊り上げたまま出崎防波堤まで運搬し据付を行い、事故なく据付工事を完了することが出来ました。
岩手県内の国による災害復旧工事で、ケーソン据付が行われるのは今回が初めてですが、地元関係者から「お盆前までに設置を完了して欲しい」との要望もあり、工程管理や現場管理などについて受発注者間できめ細かな調整が行われておりました。
今後は、蓋コンクリートや上部コンクリートの作業が行われますが、出崎ふ頭から施工状況の見学が可能ですので、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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