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波の観測

GPS波浪計

GPS波浪計
GPS波浪計

 国土交通省東北地方整備局では、平成18年度より、港湾整備に必要な沖合波浪情報の把握を目的とし、GPS波浪計※を用いた沖合波浪観測網の構築を進めています。
 この整備の一環として、平成22年7月22日に酒田港沖合約19km、水深約104mの位置に、日本海側では初めてとなるGPS波浪計が設置され、観測が開始されています。


GPS波浪計設置位置
GPS波浪計の設置位置

 GPS波浪計は津波の観測も可能であり、気象庁等関係機関と連携することにより、沿岸域での迅速な津波災害対策にも活用することができます。
 なお観測データは、一般の方もナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)からご覧になることができます。
https://nowphas.mlit.go.jp/

※GPS波浪計は、GPS衛星を用いて沖合に浮かべたブイの上下変動を計測し、波浪や潮位等の海面変動をリアルタイムで観測するものです。


GPS波浪計の設置作業
GPS波浪計の設置作業
GPS波浪計システムの概要

 

超音波式波高計

ページ内にでてくる用語の解説が
下にありますのでご覧ください。
波浪観測

 酒田港の波浪観測システムは、酒田港沖水深45m地点に設置された超音波式波高計で観測し、そのデータを無線で酒田港湾事務所北港事務所へ送信するシステムです。
 このシステムは、酒田港沖合に設置している水中浮体式円筒型塔体の観測局(マフコタワー)、と酒田港湾事務所北港事務所に設置している監視局で構成されています。
 観測局は、監視局の指令により各観測を行い、監視局へ無線テレメータでデータを送信します。監視局は、受信したデータの処理、観測局の異常の有無の監視を行っています。

 

酒田港の波高

マフコタワー 次に、酒田港における波高記録を見ると、春期から秋期にかけては、平均有義波高が0.5~0.6mと静穏です。冬期に近づく11月から初春期の3月までは平均有義波高が1.5mを超えます。平成10年~平成16年の観測結果による各月の最大有義波では、8月~10月には、台風による高波浪が記録されており、11月~3月の高波浪は、日本海側特有の発達した低気圧や冬型気圧配置によるものです。昭和62年から観測された中での最大有義波高は、平成16年11月27日午前6時に発達した低気圧により記録した10.65mとなっています。

観測方法

最大及び平均有義波 (平成20年1月~平成20年12月)
最大及び平均有義波(平成20年1月~平成20年12月)

※グラフの作成に使用した平成20年のデータは、速報値であり、補正により変更となる場合があります。
このグラフの最大有義波[H1/3(max)]とは、上記期間中に観測した最大有義波の値です。
また、平均有義波[H1/3(mean)]とは、上記期間中に観測した有義波を集計し、平均した値です。

高波浪ベスト5 (昭和62年2月~平成20年12月)
順位 最大有義波の起時 H1/3(m) T1/3(s) Hmax(m) Tmax(s) 備考
2004(H16)11月27日
06:00
10.65 13.8 13.92 13.2 冬型気圧配置
1999(H11)3月22日
14:00
9.81 12.8 12.88 12.4 冬型気圧配置
2004(H16)8月20日
06:00
9.75 12.3 15.72 12.6 2004年台風15号
1987(S62)3月25日
16:00
8.47 10.1 12.61 14.0 二ツ玉低気圧及び
冬型気圧配置
2003(H15)月9月14日
00:00
8.37 12.0 12.11 11.8 2003年台風14号
H1/3:有義波  T1/3:有義波周期  Hmax:最高波  Tmax:最高波周期

 

用語解説

波高 波の大きさのことです。 波高と周期
周期 波が打ち寄せてから次の波が来るまでの時間のことです。
有義波
(H1/3)
観測された波高の大きい方から3分の1を集計し平均した値です。
ふだん天気予報などで耳にする波の高さとはこの有義波高のことです。
また有義波高は、一般に波を目で見たときに近い波高と言われています。
有義波周期
(T1/3)
観測された有義波の周期を集計し、平均した周期のことです。
最高波
(Hmax)
観測された一番大きな波の高さのことです。
最高波周期
(Tmax)
観測された最高波の周期のことです。

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