東北港湾の技術開発ビジョン/2.技術開発の理念
2.技術開発の理念

 東北地方が強く美しい東北を目指す上で、社会基盤としての港湾が果たすべき役割は、その最大の財産である豊かな自然環境を生かしつつ、更なる発展を遂げることであり、そのためには以下に示す将来と現在への2つの取り組みが必要です。
  • 東北港湾ビジョンに示された、21世紀初頭における東北地方の港湾に関する今後の取り組み方針である「みちのく港の将来像」の実現。
  • 港湾需用者へのアンケートの結果得られた、「現在の港湾施設への課題や問題」の改善。
 これらの実現を目指し、東北地方の港湾整備をこれまで以上に効率的に進めていくためには、新しい可能性を開拓する「技術」の実用化に向けた技術開発をハード面・ソフト面双方に対して重点的かつ効果的に推進していくことが極めて重要です。
 そこで、本ビジョンでは、東北の港湾が更なる発展を遂げるために目指すべき「将来像の実現」と、現在抱えている「問題の改善」に向けた技術開発の調和的推進を理念とします。

東北港湾の将来像の実現と地域のみなとが抱える問題の改善へ向けた技術開発



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