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平成19年度トピックス

<平成20年2月25日更新>

酒田港長期構想の推進に向けて
~酒田みなとまちづくり市民会議設立~

 1月26日、酒田みなとまちづくり市民会議の設立総会とその関連行事が酒田市内で開催されました。まちづくり市民会議は、平成18年3月に策定された酒田港長期構想(21世紀の北前船構想)の実現に向けて、港を核とした市民参加によるまちづくりを推進するために酒田市民が主体的に参画する場とすることを目的に設立されたものです。
 山形県港湾事務所講堂で開催された設立総会では、まちづくり市民会議の活動が多岐にわたることから(1)みなとまち酒田景観、(2)みなと酒田の祭創造、(3)北前船文化伝承、(4)酒田海洋センター再整備計画、(5)酒田ビーチ文化の五つの委員会を設けて分担していくことや、並行的にNPO法人を設立し、まちづくり市民会議と連携・協働して事業を推進していくことなどが満場一致で採択されました。
 続いて酒田海洋センターで開催されたまちづくり市民会議設立記念式典では、多数の市民の皆さんにお集まり戴いた中、総会で就任が承認された佐藤孝まちづくり市民会議会長、最高顧問に就任した(社)日本港湾協会栢原英郎会長と(株)北前船庄内新田嘉一代表取締役の挨拶、加藤紘一衆議院議員、阿部寿一酒田市長、東北地方整備局岡田光彦副局長(代理滝野義和港湾空港部長)、山形県庄内総合支庁高橋節支庁長の祝辞がありました。 記念式典後のフォーラムでは国土交通省港湾局梅山和成振興課長が「最近のみなとまちづくり」について講演、続くパネルディスカッションでは(株)荘銀総合研究所熊本均主任研究員をコーディネーターに、梅山振興課長、NPO法人海辺つくり研究会木村尚事務局長、小名浜まちづくり市民会議鈴木泰弘事務局長、(社)山形県建築士会酒田支部赤谷典夫支部長をパネリストに迎え、栢原会長をアドバイザーに、まちづくりに対する地域の人々の熱い思いの大切さなどについて熱心に意見交換されました。 また、この設立総会の場で、まちづくり市民会議は、山形県、酒田市、遊佐町、庄内町及び酒田港湾事務所と、官民協働の活動を推進していくためのパートナーシップ協定を締結し、今後の強力な推進体制を整えることを採択しました。
 当所としても酒田港長期構想の実現に向けて、まちづくり市民会議の活動を積極的に支援していくこととしています。

総会の様子
総会の様子

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