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雲雀野地区国際物流ターミナル整備事業

更新日:2025年6月4日

雲雀野地区国際物流ターミナル整備事業[事業期間:昭和58年から令和10年度]

背景

 雲雀野地区が整備される以前、最大水深は釜地区の岸壁(水深10メートル)となっていました。木材チップや石炭、原木等を輸入する大型貨物船は積み荷を減らし喫水を調整して入港するなど非効率な輸送を強いられ、水深をはじめとした港の整備が課題となっていました。

 平成10年に、岸壁(水深13メートル)供用を皮切りに順次係留施設が供用を開始しましたが、港内静穏度の向上や航行船舶の海難事故防止等、安全で安定的な物流機能を確保するために、防波堤の整備だけではなく、避泊水域の充実化が求められているため、現在、雲雀野地区国際物流ターミナル整備事業を実施しています。

目的

 木材チップや石炭などのバルク貨物を輸送する船舶の大型化に対応した岸壁(水深13メートル等)を整備し、効率的な物流基盤を確保することで、背後に立地する企業の競争力強化を図ります。

 また、防波堤を整備することで雲雀野地区岸壁(水深13メートル等)での安全で安定的な荷役を確保するとともに、避泊水域の確保に伴う荒天時の海難減少を図ります。

 そして、令和6年度からは耐震強化岸壁(水深12メートル)の整備が開始となったことで、取扱貨物量の増大への対応や大規模災害発生時における防災拠点としての機能が期待されています。

 

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