HOME > 【三沢空港】概要

【三沢空港】概要

 三沢飛行場は、青森県の太平洋岸東南部にある三沢市のほぼ中央に位置し、青森市からは約60km、八戸市からは約20kmの地点にあって、東は太平洋に臨み、西は八甲田山系、北は小川原湖に面している。三沢空港(民航ターミナル地域)は、三沢飛行場の東端部米軍基地外に建設された総面積約10.7haの地域をいう。

 昭和16年、軍用飛行場として建設され、終戦後は米軍管理の飛行場として運用されながら、昭和27年には民間航空の一部供用が認められた。それから昭和40年までの約13年間、民航機の運航が続けられたが、同年以降、昭和50年までの約10年間は種々の事情から中止されることとなり、この間八戸飛行場で運航された。
 しかし、旅客の増大と航空機の大型化に伴って、再び三沢飛行場の必要性が高まり、日米合同委員会で共同使用が認められ、昭和50年5月から民間航空の運航が再開されて現在に至っている。

 以上の経緯を経て、三沢飛行場は現在、在日米軍、航空自衛隊及び民間航空の三者が共同使用している唯一の飛行場であり、その管理は米空軍、航空機に対する航空管制や消火救難業務等は航空自衛隊が行っている。また、国土交通省が管理する民航ターミナルについては、誘導路、エプロン及び道路駐車場の整備を行い、昭和60年度に完成した。その後、平成13年度にエプロン及び道路駐車場の改良、平成27年度からは誘導路、エプロンの改良を行っている。

 
三沢飛行場全図
 
ページ先頭へ戻る