「庄内リサイクル産業情報センター設立準備協議会」
設立総会を開催

　４月２５日、酒田共同火力発電（株）あかりん館を会場に「庄内リサイクル産業情報センター設立準備協議会」設立総会が開催されました。
　「庄内リサイクル産業情報センター」とは、リサイクル資源に関する情報（種類、物量、所在、価格など）をフレッシュな状態で入手できる仕組みを構築し、事業者の利便性向上や事業者間のビジネスマッチングの機会を増やすことなどを目的に設立するもので、酒田港が循環資源総合拠点となり広域的リサイクルネットワークを形成することを目標としています。
　当初、酒田港長期構想推進委員会においてセンター設置に向けての検討を進めてきましたが、この度、民間主導で実施するため、リサイクル関連事業者１７社（団体）が中心となり当協議会の設立に至ったものです。総会では、会則、事業計画、予算等の審議と役員の選任が行われ、会長には（株）エコーの児玉健一代表取締役社長が、副会長には（株）渡会電気土木の渡会昇代表取締役が就任されました。
　また、顧問に就任された東北大学大学院の稲村肇教授から「循環型社会に貢献するための設置であるが、ビジネスサイクルで完結するシステムの構築が必要。これを契機に自社のビジネスの拡大、高度化を目指して欲しい。」とあいさつがあり、出席した会員企業（団体）の新たな事業展開に向けて激励をいただきました。

準備会の様子