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平成20年度トピックス

<平成20年12月22日更新>

みなとまち酒田を再発見~酒田みなと散策~

主催:酒田港長期構想推進委員会
親水空間・環境・伝承作業部会

 10月19日(日)、酒田市内において、「酒田みなと散策」を当事務所、山形県、酒田市の共催、酒田みなとまちづくり市民会議の協力により開催しました。この「酒田みなと散策」は、「湊町酒田」と「酒田港」を散策し、実際に見て、聞いて、感じることにより、「湊町文化は酒田の象徴であること」、また「酒田港の発展は酒田の経済の発展であること」を市民の皆様に再認識していただくために開催したものです。
 散策コースは、幅広い年齢層に楽しんでいただけるよう2コースを設定しました。湊町として歴史を刻んできた酒田に関連する歴史的な施設を巡る「みなとまち酒田の歴史コース」と、酒田港が日本海に開けた国際拠点港であることを学ぶ「国際港湾酒田港と体験航海コース」です。
 当日は天候にも恵まれ絶好の散策日和となりました。集まった約40名の参加者は各コースそれぞれ2班に分かれ、約2時間半をかけじっくりと散策を楽しみました。
 「みなとまち酒田の歴史コース」では、テレビドラマ「おしん」のロケ地にもなった山居倉庫や本間家旧本邸など、酒田港本港地区の背後に位置する歴史的な11施設を巡りました。説明をして下さった酒田市観光ガイド協会の方のお話には興味深いものがあり、地元で生まれ地元で暮らしている参加者の方でも驚きの表情で聴き入っていました。
 「国際港湾酒田港と体験航海コース」では、酒田港が一望できる北港地区緑地展望台と外貨貨物の取扱いを行っている酒田港国際ターミナルを巡り、その後、監督測量船「みずほ」に乗船し海上から港内を見学しました。参加者は、普段は立ち入ることが出来ないコンテナヤードにあるガントリークレーンやコンテナを見学し、初めて知るその大きさや機能に驚いていました。また、防波堤や岸壁などの機能、酒田港が果たす役割などの説明を大変興味深そうに聞いていました。
 山形県庄内地域は、日本海、鳥海山や月山をはじめ豊かな自然環境に恵まれており、また、歴史的な建築物が数多く残っています。これらとの調和を図りながら、酒田ならではの港の景観づくりや散策しやすいまちづくり、そして海洋文化の薫り漂う「訪れて良しのまちづくり」を、主催者をはじめ当事務所を含む共催団体や協力団体の方々と協力して目指しています。

開会式の模様
開会式の模様

泉流寺でガイドさんの説明に耳を傾ける参加者(みなとまち酒田の歴史コース)
泉流寺でガイドさんの説明に耳を傾ける参加者
(みなとまち酒田の歴史コース)
北港緑地展望台から酒田港を一望する参加者(国際港湾酒田港と体験航海コース)
北港緑地展望台から酒田港を一望する参加者
(国際港湾酒田港と体験航海コース)

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