「酒田港港内見学会」を開催しました

　６月１２日（金）に鶴岡市立朝暘第六小学校５年生３７名、６月２９日（月）に山形県立新庄神室産業高等学校土木技術コース３年生３１名の皆様がそれぞれ来酒され、本年も酒田港を見学して頂きました。

　総合的な学習の一環として「酒田港の移り変わり」を課題として来酒された朝暘第六小学校の皆様は、船上からの酒田港、酒田北港緑地展望台、山形県酒田海洋センターを見学し、リサイクルポート酒田として循環型社会に大きく貢献していること、輸出入品を通じて人々の暮らしと港は密接に関わりをもっていることなどを説明したあとに、児童から多数の鋭い質問を受け、対応した職員が思わず息を詰まらせてしまう場面もありました。

　また、専門的な知識の深化を目的として来酒された新庄神室産業高等学校の皆様は、港の整備が果たす役割の他に、授業ではなかなか教わることが少ない港湾土木の概要について「防波堤や岸壁の港湾施設の構造」、「ケーソンの製作・据付までの工程」など実際の土木現場に即した説明に対して、真剣に耳を傾けておりました。

　当所においては、本年も港の機能・役割・魅力を幅広く知って頂くため、港内見学会を実施して参ります。