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日本では、貿易量の99.8%が船を利用しています。これを具体的な数字でいうと、1年間で約15億トンです(平成27年実績)。国民1人あたりにすると約9.8トン。これは、1人につき2トントラック6台分以上の貨物が、船で行ったり来たりしたことになります。 でも、港湾貨物が多いのは、日本が島国だからという特別な事情だけではありません。英語では輸入をインポート、輸出をエクスポートといいますが、どちらにも「ポート=港」という単語が入っているように、貿易にとって港は世界共通の重要な役割をはたしてきたのです。 これは海上輸送が一度にたくさんの荷物を運ぶことができるからで、価格に占める輸送費が安くすむというメリットがあります。 八戸港では平成28年に約729万トンの貿易量がありました。 |
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海からの貨物が集まってくる八戸港 |
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八太郎2号ふ頭へ接岸しているコンテナ船 |
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【1トン貨物の運搬費の比較】 オーストラリアから牛肉を船で輸入した場合、海上輸送費は100グラムあたり約1.28円ですが、日本の港から精肉店までトラックで陸上輸送すると1.45円になります。 *輸入にかかる諸費用は含みません(国土交通省港湾局調べ) 。 |
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