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岸からはなれた防波堤を見ると、一体、どうやってつくるのか不思議に思いますね。その答えは防波堤の本体になるケーソンのつくりかたにあります。ケーソンはコンクリートでできていますが、中はいくつかに区切られた空洞の部屋になっていて海に浮かび、沖まで運ぶことができるのです。以下に防波堤ができるまでの順番を紹介しましょう。 |
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陸上のケーソンヤードでケーソンをつくります。 |
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石運搬船(ガット船)で運んだ石を海底に投げ入れ、潜水士がその石を平らにならして土台(基礎)をつくります。 |
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引き船でケーソンを運び、空洞に水を入れて沈め、土台の上にすえつけます。 |
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ケーソンの中に砂を入れます。 |
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その上をコンクリートでふたをします。(ふたコンクリート) |
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被覆石と根固めブロックで、ケーソンの足元を固めます。 |
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消波ブロック(テトラポッド)をすえつけます。 |
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ケーソンの上にコンクリートを打ちます。(上部コンクリート) |
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ケーソン |
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