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【学習コーナー】港と空港のしくみ

 

1.港とくらしについて

2.港と空港について

3.港と空港のしくみ

4.八戸港の歴史と将来像

防波堤のつくり方
 
防波堤のつくり方・構造断面図
 岸からはなれた防波堤を見ると、一体、どうやってつくるのか不思議に思いますね。その答えは防波堤の本体になるケーソンのつくりかたにあります。ケーソンはコンクリートでできていますが、中はいくつかに区切られた空洞の部屋になっていて海に浮かび、沖まで運ぶことができるのです。以下に防波堤ができるまでの順番を紹介しましょう。
 
1 陸上のケーソンヤードでケーソンをつくります。
2 石運搬船(ガット船)で運んだ石を海底に投げ入れ、潜水士がその石を平らにならして土台(基礎)をつくります。
3 引き船でケーソンを運び、空洞に水を入れて沈め、土台の上にすえつけます。
4 ケーソンの中に砂を入れます。
5 その上をコンクリートでふたをします。(ふたコンクリート)
6 被覆石と根固めブロックで、ケーソンの足元を固めます。
7 消波ブロック(テトラポッド)をすえつけます。
8 ケーソンの上にコンクリートを打ちます。(上部コンクリート)
 
ケーソン
ケーソン
 
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